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2014年04月18日

【桜花賞】桜の女王はハープスター!衝撃のごぼう抜き

 13日の阪神11Rで行われた第74回桜花賞(3歳牝馬オープン、GI、芝1600メートル、18頭立て、1着賞金=8900万円、1~4着馬にオークスの優先出走権)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気ハープスター(栗東・松田博資厩舎)が最後方追走から大外一気に差し切って断然人気に応え、GIタイトルを手にした。タイムは1分33秒3(良)。

【写真で見る】4コーナーを最後方で回るハープスター

 ヒヤリとさせても、最後はやはり力が違っていた。辛勝ではあっても、結果的にはその強さを際立たせたハープスターが大外から豪快に差し切って桜花賞を制覇。まず1つ目のGIを手中に収めた。

 レースは伏兵フクノドリームが大逃げを打つ展開。ハイペースでぐんぐん飛ばして、後続を大きく突き放していく。2番手にコーリンベリー、ニホンピロアンバーなどが続き、断然人気のハープスターは最後方からのレース。直線に向いてもフクノドリームは大きなリードを保ったままで、逆にハープスターはまだ最後方だったことから、場内は騒然となる。しかし、直線に入ってエンジンがかかると、外から1完歩ごとに力強い伸び。ひと足先に抜け出した2歳女王レッドリヴェールを目標に、ゴール前でさらにギアを上げて、きっちりと差し切った。この勝利によって、ディープインパクト産駒は、初年度産駒のマルセリーナに始まり4年連続の桜花賞Vとなった。

 クビ差2着が2番人気のレッドリヴェール。さらに3/4馬身差の3着が5番人気のヌーヴォレコルトで、4着のホウライアキコまでがオークス(5月25日、東京、GI、芝2400メートル)の優先権を獲得している。

 ハープスターは、父ディープインパクト、母ヒストリックスター、母の父ファルブラヴという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)キャロットファームの所有馬。通算成績は5戦4勝。重賞はGIII新潟2歳S(2013年)、GIIIチューリップ賞(14年)に次いで3勝目。松田博資調教師は93年ベガ、09年ブエナビスタ、11年マルセリーナに次いで桜花賞4勝目。川田将雅騎手は初勝利。

 川田騎手は「ホッとしています。道中はいつも通りの位置で、リズムを取りながら心配なく乗っていました。リズム良く走ることと、追い出しのタイミングだけを考えていました。(フクノドリームの大逃げは)全く意識していなくて、この子が一番脚を使えるようにと。あんな位置から届いて、すばらしい脚を使ってくれました。さすがにGIということを馬も理解してくれたのか一生懸命走ってくれたし、2歳女王もさすがに強くて、あそこまで残られているので、届いてくれてよかったです。新馬からこんなにすばらしい馬を任せていただいたのに昨年は悔しい思いもさせてしまったので、無事にひとつGIを勝てたので本当にホッとしているし、ありがたく思っています。GI馬になれたし、牝馬の中では一番強いと思っているので、胸を張って次のレースに行けたらいいと思います」と早くもオークスでの2冠制覇を視界にとらえていた。

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Posted by 鈴木gk at 22:49Comments(0)